2014年9月13日
ニュース
14.09.11
バスケ世界選手権スペイン敗退の理由
開催国であり、アメリカと並ぶ優勝候補に挙げられていたスペインが準々決勝でフランスに52-65で敗れるという、波乱が起こりました。
スペインは9/3のの予選リーグでは88-64でフランスに勝利していました。
なぜ、フランスはスペインに勝てたのでしょうか?
一番の要因は、ハーフタイム以降、スペインのオフェンスに対して、フランスのディフェンスがうまくアジャストしたといえるでしょう。
スペインは、序盤からアウトサイドのシュートが決まらず、試合を通して、どのプレイヤーも確率が上がりませんでした。フランスは3,4クォーターにアウトサイドのディフェンスへ積極的にいかず、インサイドのディフェンスに集中しました。
加えて、NBA屈指のインサイドプレイヤーでもあるスペインのMガソル(13番)の持ち味を消し、フランスはセカンドチャンスを与えませんでした。フランスのラバーン(7番)、ゴベール(12番)の2人でリバウンド合計23を取り、チームでもスペイン28に対して、フランスは50とインサイドを制圧しました。
スペインは3ポイントが全体で22本中2本(9%)、Pガソル(4番)が17得点・8リバウンドを記録するものの、後に続くプレイヤーがおらず、フランスに主導権を握られ続けました。
勢いに乗るフランスは準決勝でセルビアと、アメリカは明日の早朝にリトアニアと決勝をかけて対戦します。
関連記事
2016年7月11日
2014年9月29日
2014年9月1日